理念

”オンライン上に何でも

相談できるかかりつけ医を”


はじめまして。
オンライン診療医の
「たがしゅう」こと
田頭秀悟
(たがしら しゅうご)
と申します。
 
医師の仕事は患者を治すことだと言われています。

しかし世の中には様々な種類の難病があると言われ、
どんな治療もどんな研究もそうした難病の患者を
いまだ根治に導けないでいるというのが
偽らざる現実です。

この話は何も難病に限った話ではありません。
なぜならば私達にとって身近な高血圧や糖尿病といった
生活習慣病についてさえ、実際にはほとんどの患者が
一度病院に行ったら、そのままずっと通院を続けている
という事実があるからです。

そう考えると私の中に、
“もしかしたら今の医療のやり方には
見直すべき点があるのではないか”
という想いが少しずつ芽生え始めました。

ある日、私は「糖質制限食」という食事療法によって、
生活習慣病の治療がうまく行き病院で薬を処方され続ける
生活から離れる事ができる人達がいるということを知りました。

また別の日には心の在り方を変えることで
どの病院でも根治不能と言われた末期がんを治すことに
成功したがんサバイバーの人達の存在も知りました。

彼らに共通していたのは、
「心と体の在り方を自分自身で見直していたこと」
でした。

私は驚きました。
自分で行動することにはこれほどまでに大きな力が
あるのかと。

そう気付いた瞬間に、医師の仕事は
「患者を治すこと」ではなく「患者が治るのを手伝うこと」
に力を注ぐべきだという考えに行き着きました。

その為には患者自身が自分で動かなければならない
という診療環境が必要と感じ、行き着いた発想が
「患者の主体性を育むためのオンライン診療」
でした。

私達の身体にもともと備わっている病気を治そうとする力のことを
「自己治癒力」と言いますが、
「自己治癒力」を阻害する最大の要因は、
自分で治ろうとする気持ちを失うことです。

つまり「医師が治療の主導権を持つ」という病院医療は、
「自分では何も見直そうとしなくていい環境を
医療者が準備してしまう」
ということへとつながり、
ひいては「自己治癒力」が適切に働かなくなる
環境を与えてしまうことに
なるわけです。

そんな「自己治癒力」を引き出す主体性を
支える医療として
オンライン診療専門クリニックを
立ち上げた次第です。